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燕・(株)ホクエツが燕市の環境保護に5万円余り寄付(2006.1.16)

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小型農業機械開発販売(株)ホクエツ=浅野智行社長・燕市物流センター2=は16日、ことしも環境保護に役立ててほしいと燕市に5万円余りを寄付した。

左から(株)ホクエツの山浦課長、浅野社長、寄付を受ける高橋燕市長

左から(株)ホクエツの山浦課長、浅野社長、寄付を受ける高橋燕市長

午前9時半に浅野社長と同社宅配トマト事業部の山浦義和課長の2人が市役所を訪れ、浅野社長から高橋甚一燕市長に50,056円を包んだのし袋を手渡した。

日用品や家庭用雑貨を販売する宅配トマト事業部は、牛乳の空きパックから作られるリサイクルティッシュ「グリーンセイビング」を扱っている。県央地域で回収された牛乳パックも材料に使われていることから、その売り上げの2%をグリーンマネーとして積み立て、平成4年から毎年、燕市、旧三条市、旧栄町に売り上げの割合に応じて寄付している。

燕市への寄付は昨年より3,920円減ったが、浅野社長は、「少ない金額ですが、継続させていきたい」と話し、高橋市長は「14回目ですか。毎年、ありがとうございます」と礼を述べた。

また、同社は新潟県中央衛生センターの牛乳パックをリサイクルのために回収している。同センター構成市町村に回収量の割合に応じてトイレットペーパーを還元し、学校や老人施設で使ってもらっている。

トイレットペーパーは芯なしの130メートルで、平成17年度に寄付した数は燕市330、吉田町1,027、分水町475、弥彦村583。このなかで人口の最も多い燕市が逆に最も少なく、高橋市長も「燕の人は、面倒くさがりなんだろっかね」と苦笑いしていた。

燕市では毎年、寄付を受けたグリーンマネーを環境美化のための啓発用看板の設置など、環境整備に充てている。