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「大寒」だった20日、三条市は明け方に−4.0度の冷え込み(2006.1.20)
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一年で最も寒さが厳しくなるとされる「大寒」だった20日、三条市では明け方の最低気温が−4.0度の厳しい冷え込みだった。
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大寒だった20日、昭栄大橋下にぶら下がるつらら
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三条市消防本部の午後5時までの毎正時の観測では、午前5時に最低の−4.0度で、最高は午後3時の1.9度だった。小雪がちらつくときもあったが、降雪の記録には至らず、午後5時の積雪は19センチだった。
県内各地では、大寒を待たずに初冬としては記録的な豪雪、寒波となった。同本部の観測では、初めて降雪を記録した昨年12月10日以来、20日までの42日間で、最低気温が氷点下にならず、「冬日」を免れたのは、1月14日のわずかに1日だけ。
また、1月10日には昭和60年に−12.5度を観測して以来、21年ぶりに−12度を下回る−12.1度を観測しており、大寒の−4.0度もこの冬の酷寒のなかでは、どうということはない。
この冬はつららを目にすることも珍しくない。大寒のこの日も昭栄大橋の橋の下には、夕方になっても30センチ近い長さのつららが下がっていた。
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