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外は雪でも保内公園の熱帯植物は常夏(2006.1.23)
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1月中旬の暖気もつかの間、日に日に寒波は厳しさを増しているが、三条市保内公園の熱帯植物園では熱帯のグリーンが生き生きと茂り、カラフルな花や果実が外の寒さを忘れさせてくれる。
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外は雪でも常夏の保内公園
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外は氷点下でもガラス張りの温室の室温は暖房で最低13度以上に保たれ、日の差す日中は25度にも上がる。コートの必要はなく、代わりに外気との温度差でガラスの内側が結露し、天井から水滴が落ちる。
常夏を思わせる温室でも、さすがに今の時期は花が少なく、正面入り口で鉢植えのシンビジウムやカトレアの色鮮やかな花が出迎える。スーパーでもおなじみのパパイアやレモンの果実も。天井まで葉を茂らせたタコノキにはサッカーボールほどの大きさで松かさのような集合果を下げる。
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タコノキの集合果
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今冬は、記録的な寒波に灯油の高騰が追い打ちをかけ、温室の暖房費がかさんでいるのは間違いない。県内は22日から荒れ模様で、予報ではさらに冬型の気圧配置が強まって大雪のおそれもあり、まだまだ続く寒さや雪にうんざりしたら、常夏の植物園でリフレッシュするのもいいかもしれない。
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