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23日明け方、加茂五番町の火災で6棟が全半焼、1人遺体を発見(2006.1.23)
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23日明け方、加茂市五番町で住宅など6棟を全半焼する火事があり、火災現場から1人の遺体が見つかった。警察では行方がわからなくなっている同所、無職市川清弘さん(68)ではないかとみて身元の確認を急いでいる。
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敷地の境界もわからなくなるほど焼け野原のようになった加茂市五番町の火災現場
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午前4時54分ころ、市川さん方で火事があり、市川さんの住宅と隣接する住宅2棟の計3棟、店舗1棟、倉庫1棟の計5棟を全焼したほか、住宅1棟を半焼し、約2時間後の午前7時2分に火は消えた。
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料亭の門だけが焼け残った市川さん方
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住宅で全焼したのは、市川さん方の木造一部2階建てかわらぶき約700平方メートル、無職桑原平四郎さん(73)方の木造総2階建て約115平方メートル、会社員浅野睦夫さん(58)さん方の木造総2階建て約148平方メートル。そして朝日湯経営志田隆二さん(73)方の鉄筋1階建て店舗約218平方メートルと倉庫約215平方メートルを全焼、木造2階建て住宅を半焼した。
この火災でけが人はなかったが、午前9時半から警察と消防が現場検証を行い、1人の遺体を発見した。加茂署では、ひとり暮らしの市川さんの行方がわからなくなっていることから、市川さんとみて身元の確認を急いでいる。
火災が発生したころは加茂市内でも強い風が吹いており、あっという間に燃え広がったものと思われる。現場は商店街通りから山手の方に入った住宅密集地で、加茂南小学校近く。全焼した市川さん方は、今は営業していないが以前は料亭で、大きな木の門だけが残っていた。
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