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総額8億円の平成17年度住民参加型ミニ市場公募債「三条市ひまわり債」、3月1日販売開始(2006.1.29)
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三条市は、3月10日に総額8億円の平成17年度住民参加型ミニ市場公募債「三条市ひまわり債」を発行するのに伴い、3月1日から市内の金融機関で先着順で販売する。
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三条市ひまわり債で調達した資金を充てて建設された三条駅東西自由通路
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三条市ひまわり債の発行は、旧三条市が平成15年度に始めてから3回目で、合併後は初めて。今回はひまわり債で調達した資金を合併特例債事業の防災無線システム整備事業、島田線整備事業、半ノ木一ツ屋敷線道路整備事業、金子吉田線道路整備事業、水道配水管敷設事業、新保裏館線道路改築事業などに充てる。
元金償還は平成23年3月10日の5年満期一括償還。利率は2月発行の市場公募債などの利率を参考に2月末ころまでに決め、利払いは3月と9月の年2回行う。最低購入価格は10万円で限度額は300万円。
購入できるのは三条市内に住む20歳以上の人で、取扱金融機関の各店舗窓口で先着順で3月1日から7日まで販売する。取扱金融機関は、第四銀行(4億4千万円)と三条信用金庫(3億6千万円)の三条市内の各店舗窓口と三条信用金庫燕三条支店。
ひまわり債は、使い道を明確にして公共施設の建設費や整備費に充てる公募債。過去2回は5億円ずつ発行し、三条高校通学路整備事業や、三条鍛冶道場と剪定枝試験化施設の建設費などに充てた。
今回はコスト削減のため、証券を発行しないペーパーレスの新しい決済システム一般債振替制度で運用。前回、65万2千円が証券印刷費にかかったが、今回はゼロになる。
前回、平成17年3月発行の利率は0.66%。当時、300万円以上5年満期の定期預金の利率が0.1%程度だったのと比べると高く、販売開始から1時間50分ほどで完売、224人が購入した。今回も販売期間は7日間だが、最終日を待たずに完売となりそうだ。
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