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イラストレーター佐藤ミホコさんのミニ作品展「LIFE is...Rainbow」(2006.1.30)
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イラストレーターの“マッチ”こと三条市林町1、佐藤ミホコさん(28)は、1月中旬から2月10日まで三条市若宮新田、HAPPY LIFE CAFÉで、初めてのミニ作品展「LIFE is...Rainbow」を開いており、ポストカードサイズの作品7点を展示している。
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2月10日まで開かれているマッチさんのミニ作品展「LIFE is...Rainbow」
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作品はパソコンのペンタブレットで制作した。それぞれ虹色の7色を基調に、同系色の主に2色でシンプルな線でウサギやネコを描き、さらに同系色のアクリル絵の具で額縁を塗った額に納める。それらを壁のミニギャラリーに虹色の配列にあわせて横一列に並べる。
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「LIFE is...CAKE」
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それぞれの作品には「LIFE is ...」に続いて「BUBBLE(泡)」、「RAINDROP(雨滴)」などと英語があり、それが作品のメッセージ。ポップで温もりを感じさせるイラストが心を和ませてくれる。
マッチさんは高校3年で米・サンフランシスコの高校に留学。選択科目でガラスや陶芸の授業を受けたのがきっかけで、モノづくりの楽しさを再認識し、帰国後、新潟デザイン専門学校のインダストリアルデザイン課で学んだ。
卒業すると就職、イラストは趣味ていどにしていたが、イラストレーターの夢は捨てられず、3年ほど前に退職し、レストランでアルバイトをしながら友人とともに創作活動を行うグループ「nezi(ねじ)」の専属イラストレーターとして活動している。
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イラストレーター佐藤ミホコさん
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グループ「nezi」のフリーペーパー
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「nezi」では月1回、マッチさんのイラストや詩、活動状況などを載せたフリーペーパーを発行し、三条市内のカフェや美容院に置いてもらっている。今は、名刺や印刷物のデザイン、ポストカードやステッカーなどを制作しており、作品展を行うのは今回が初めて。
子どものころから絵を描くことが好きだったマッチさん。進路で迷い、絵を描かない時期もあったが、今は「イラストで食べていきたい」と意志は固い。
「見た人が、うれしいときの“いい感じ”の気持ちになるようなイラストを描いていきたい」とマッチさん。まずは新潟で知られるようになるのが目標だが、将来はニューヨークで個展を開けるようなイラストレーターになれたらと、まさに“虹色”の夢は描く28歳だ。
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