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燕市総文常任委で防災システム構築と2小学校大規模改造を説明(2006.2.3)
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燕市は、2日開かれた燕市議会総務文教常任委員会で、燕三条エフエム放送のラジオ放送を利用した「防災システムの構築計画について」と「小池小学校・松長小学校大規模改造事業について」を説明した。
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2日開かれた燕市議会総務文教常任委員会
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防災システムの構築計画は、合併に伴って燕三条エフエム放送の可聴エリア拡大を三条市とともに同社へ依頼したもので、可聴エリア拡大のための送信所移設の負担金と、災害時などの同放送への緊急割り込み放送の機器整備について概要と予算を説明した。
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スポーツランド燕に設置された防災無線システムの子機
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送信所は、今の須頃地内から高さ125mの三条市の大崎山展望台に移設し、可聴エリアを三条市郊外や吉田、分水まで広げる。設備は三条、燕両市で所有し、維持管理は燕三条エフエム放送。事業費は1686万3000円で、うち40%はまちづくり交付金を充て、合併後の燕市と三条市が30%、505万9000円ずつ負担し、今の燕市が235万円負担する。
緊急割り込みの機器整備は、燕市が中ノ口川沿線15カ所にスピーカー付きの子局を構築している防災情報無線システムを活用し、災害時などの緊急放送を子局スピーカーに流すのと同時に燕三条エフエム放送に緊急割り込みで放送するように無線連動システムを整備する。
子局設置などの防災情報無線システムでは、予算5000万円をすでに計上しており、うち4410万円を執行済み。新たに整備するのはFM放送用の子局など予定額は373万8000円で、216万2000円の予算残を見込む。
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松長小学校
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小池小学校・松長小学校大規模改造事業は当初、合併後の18年度以降に計画していたが、県から17年度の国の補正予算枠が残っているとの話しを受けて、計画を前倒しし、提案した。
両校とも事業概要は耐震補強工事、老朽化施設改造工事、校内LAN整備工事など。概算事業は小池小学校が2億5725万円、松長小学校は1億3125万円で、いずれも3月定例会で補正予算の議決を求める。
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