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加茂市体操トレーニングセンター完成、12日にオープニングセレモニー(2006.2.9)
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加茂市が同市狭口に建設した加茂市体操トレーニングセンターが完成。12日に同センターでオープニングセレモニーを行い、こけら落としで加茂体操クラブ出身、第23回ユニバーシアード競技大会日本代表金メダリストの馬場亮輔さん(21)ら招待選手によてる模範演技を行い、完成を祝う。
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加茂市体操トレーニングセンター、手前のピットの右側がクローズシステム
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加茂勤労者体育センター裏手に昨年8月着工、1月19日に完成した。鉄骨一部2階建て、建築面積約780m2で、練習場や更衣室、シャワー室、トイレ、指導者ミーティングルーム、観覧ギャラリーなどを備える。
練習場の広さは700m2余りで、深さ1.5メートルのピット付き。半分はウレタンのブロックを入れたオープンシステム、半分は県内初と思われるクローズシステムの2種類。
クローズシステムは、ピットの上にふたをするように張った衝撃吸収テープベッドに体がゆっくり沈み込むタイプ。また、ゆか、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒などの競技の備品は、アテネ五輪で使われたのと同じオランダ製の国際体操連盟公式競技認定品。総事業予算は約2億4千万円、うち備品が約3,500万円、駐車場など外構工事は3月完成予定。
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加茂市体操トレーニングセンターの外観
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同センターは、加茂市を中心に小学生以上に体操を指導する「加茂体操クラブ」(横山正明代表・45人)の要望を受けて建設した。これまで練習場所は県立加茂高校の体育館などを借りており、念願の専用施設となる。
2009年の新潟国体の県内の体操強化選手13人のうち、加茂市の小中学生6人が入る実績を上げており、同センターの完成でさらなるレベルアップが期待される。
12日のオープニングセレモニーは、午前11時からテープカットを行い、同クラブ出身の馬場亮輔さんに加茂市栄誉記念章を贈呈。馬場選手はじめ招待選手6人が模範演技を披露する。
馬場さんは田上町田上中学校、埼玉栄高等学校卒業、今は早稲田大学人間科学部スポーツ科学科4年。昨年8月にトルコ共和国で開かれた第23回ユニバーシアード競技大会に日本代表として出場し、体操競技・男子団体で総合優勝を果たした。加茂市栄誉記念章は水泳の中村真衣選手、ゴルフの若林舞衣子選手に続き、馬場さんで3人目となる。
オープニングセレモニーの一般入場は、すでに抽選で決まっているが、当日は午後2時から施設内の自由見学ができる。オープニングセレモニーの招待選手は次の通り。敬称略。
▲馬場亮輔(早大4年)=ユニバーシアード日本代表金メダリスト▲星陽輔(順大3年)=全日本学生体操競技選手権大会鉄棒2連覇▲長谷川晃一(早大3年)=インカレ団体5位▲池結子(分水高校1年)=新潟市出身岡山国体県代表▲平松未来(分水中学2年)=2009国体強化選手▲梅沢杏奈(同1年)=同
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