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庭月庵「悟空」で手打ちそばまつり、20人が参加して打ち立てそばを味わう(2006.2.26)

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三条市は、25日午前10時から三条市庭月、庭月庵「悟空」で手打ちそばまつりを行い、20人が参加して自分でそばを打ち、打ち立てのそばを味わった。

25日、庭月庵「悟空」で行われた手打ちそばまつり

25日、庭月庵「悟空」で行われた手打ちそばまつり

参加したのは三条市や燕市、田上町に住む主に年配の人。庭月庵悟空維持管理組合(熊倉ミヨシ組合長・9人)組合員の地元農家の女性6人がそば打ちを手ほどきした。

下田産のそば粉にこれも地元のヤマトイモをつなぎに使ってこねたら麺(めん)棒で伸ばし、びょうぶたたみにして包丁で切ってできあがり。その場でゆでて同組合が用意した漬け物と一緒に味わった。

以前からそば打ちに挑戦してみたかったと話す三条市直江町、自営業山崎隆夫さん(56)は夫婦で参加し、「こねるところが、硬さがなかなかわからなくて。細く切るのも難しい。楽しいですよ」。最後の仕上げで失敗しないようにと、延ばした生地に真剣な表情で麺切り包丁を押し当てていた。

打ち立てのそばをさっそく試食

打ち立てのそばをさっそく試食

自分で打ったそばの味に参加者は大満足。互いの“作品”を食べ比べて「あなたのそばは細いね。細い方が軟らかくておいしいわね」、「わたしのふっといてぇ。でも、おいしい」と笑顔だった。

庭月庵「悟空」は、諸橋轍次記念館の向かの食事処。同組合は三条市の委託を受けて施設を維持管理しており、冬場の集客に役立てばと12月に「ひこざぇん」、1月に「焼きもち」と月1回、下田の名物を作る講習会を企画。毎回、定員を超える申し込みがあった。

今回も募集開始の翌日には定員の20人に達し、その後も申し込みが続く人気だった。今年度は次回3月18日午前10時から行う「ひこざぇん」まつりが最終回。下田名物の「ひこざぇん」を作り、みそ汁と漬け物と味わう。参加費は千円、定員30人で申し込み順で締め切る。申し込みは庭月庵「悟空」(電話:0256-47-2488)へ。