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高橋燕市長が現燕市で最後の定例会見(2006.3.1)
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燕市の高橋甚一市長は1日、残り19日となった新市誕生を前に、現在の燕市の最後の市長定例会見を行った。
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1日、現燕市で最後の市長定例会見を行う高橋燕市長
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燕、吉田、分水の3市町合併後の新燕市の市長選に、先に高橋市長が出馬表明したのに続き、前日2月28日に小林清分水町長が出馬表明している。
会見に先だって高橋市長は市長選にあまりふれないよう求めながらも、小林分水町長に市長職務執行者を依頼して断られていることから、「おそらく出馬されるだろうと、早いころから考えていた」と想定内とした。
高橋市長のマニフェストはできあがっており、選挙対策本部を編成するなかで発表し、発表の時期は2、3日中に役員らと相談するとした。
閉市の関係では、会見前に開かれた課長会で「新市の市民の皆さんのために今まで以上に努力してほしい」と激励し、これまでの協力に礼を述べた。
19日の失職を前に最後の公務は17日の小学校の卒業式。三条市との合併に失敗したものの、吉田、分水との合併にこぎつけたことには、「よかったなと思っている」とした。
また、2月24日に小池清彦加茂市長が新年度予算概要の発表で救急救命センターの候補地を示したことにふれた。高橋市長は発表翌日、県央広域市町村圏協議会で県央地域の首長と顔を合わせ、小池市長に冗談交じりに「相談なしに、早すぎるよ」と話すと、小池市長は「ごめん、ごめん」と笑っていたと話した。
高橋市長は、救急救命センターの設置要望などは県央の5市町村で相談しながら進めなければならないとの考えを示した。
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