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新三条市で初の中学校卒業式、9校の1,120人巣立つ(2006.3.6)
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三条市内9中学校すべては6日、そろって卒業式を行い、合わせて1,120人が9年間の義務教育課程を終えて、それぞれの学びやを巣立った。
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6日行われた三条市下田中学校の卒業式
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昨年5月に三条、栄、下田の3市町村が合併、新三条市となって初めての中学校卒業式。下田村立から三条市立となった下田地区唯一の中学校、下田中学校(渡辺千一校長・生徒329人)の卒業式には、高橋一夫市長が出席し、午前9時半から体育館で第20回卒業証書授与式を行い、112人が卒業した。
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卒業証書を授与する渡辺校長
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卒業記念合唱で涙ぐ卒業生も
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渡辺校長は卒業生一人ひとりに卒業証書を手渡したあと、式辞で、「努力するものは夢を語る。怠けるものは不満を語る」と卒業生にはなむけの言葉を贈り、「どんな状況にあっても決して不満を語らず、夢を語り続ける人になってください。下田中学校をすばらしい学校にしてくれた皆さんなら、必ずやそうなれると信じています。わたしたちはいつまでも応援しています」と激励した。
高橋市長は祝辞で、長い人生で出会う辛苦に立ち向かうために詩にふれ、好きな詩を繰り返し読むことを勧めた。さらに自身が長女の中学卒業の時に贈った詩として、「君には君の人生があり、友には友の人生がある。悩みに悩んで決めた君の人生なら、振り返ることなく、わき目もふらず、頭を上げて自信をもって真っすぐ行きたまえ。一度しかないやり直しのきかないこの人生を悔いることなく。卒業おめでとう」と朗読した。
最後に卒業生全員がステージに上がり、「今までたくさんの愛をもらい、ありがとうございました」と礼を述べて『さくら』と『大地讃頌』の2曲の卒業記念合唱を行い、涙をぬぐって歌う卒業生も多かった。
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