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燕市が閉市記念誌を発行、市内全戸に配布(2006.3.7)
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20日に吉田、分水町と合併する燕市は、閉市記念誌を発行し、市内全世帯に配布している。
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燕市が発行した閉市記念誌
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燕市は昭和29年3月31日、燕町、小池村、小中川村、松長村が合併、人口3万1千人余りで誕生。吉田、分水との合併で53年の歴史にピリオドを打つ。
記念誌は6日に各区長に配布し、市内全戸に配布する。A4判、95ページで、巻末の資料編を除く77ページまではフルカラー印刷。
表紙は県天然記念物指定の八王子・安了寺の「八王子の白藤」を撮った写真を鎚起銅器風に加工したうえに、「燕」の筆文字や「はばたきの軌跡」、「歴史にはいくつもの物語がある。」の文字をのせる。
高橋甚一市長のあいさつに始まり、「第一章◎歴史を語る 先人たちが築いた物語」、「第二章◎文化を語る 伝統ある文化の物語」、「第三章◎未来を語る 未来へつなぐ物語」、「資料編」の項目からなる。
第一章では、燕市の誕生から、分野ごとの歴史を写真をふんだんに使って紹介。つば名歴史年表として、燕市、県内、国内の動きを3段にしてひとつの年表にまとめる。
第二章では「知っていますか?広辞燕(こうじえん)」として、市内各地の文化財や伝説、職人ことば、第三章では小学生によるフォーラムの内容や中学生の燕に寄せる手紙を掲載。巻末は「ありがとう燕市」の書で終わる。
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