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新・燕市誕生記念祭に合併3市町の郷土の誇りを結集、合併記念スプーンは1時半で完売(2006.3.19)
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燕、吉田、分水3市町の合併前日の19日、3市町の商工会議所と商工会の青年部は、燕市サンロード宮町商店街を歩行者天国にして新・燕市誕生記念祭「カレーライスと市民芸能でお祝いしよう」を開き、カレーライス付きで1,000本を販売した合併記念スプーンは、1時間半で完売する盛況だった。
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19日行われた新・燕市誕生記念祭で合併記念スプーンの販売に長蛇の列
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合併記念スプーンは、燕市特産のスプーンの絵の先に新市、燕市の新しい市章をデザインした、この日のためのオリジナル。午前11時半から1人に1本100円で販売、買った人からそのスプーンでカレーライスを味わってもらうという趣向だ。
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スプーンを買った人にカレーライスを
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郷土太鼓の響演
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分水おいらん道中のおいらん役がPR
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吉田町の竿灯祭山車
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朝のうちは雨が降り、北風も厳しい寒の戻りだったが、販売開始前から行列ができる人気。合併記念スプーンを買い求めると、発砲スチロールのどんぶりに入ったカレーライスを受け取り、立ち食いそばならぬ立ち食いカレーに舌鼓だった。
寒さも手伝って青年部メンバーが出店した模擬店の豚汁や焼きそばも飛ぶような売れ行き。午後1時半ころには完売し、スタッフの昼食分もなくなっていた。
同時に3市町の団体が次々とアトラクションを繰り広げた。各市町の郷土太鼓やフォークソングの演奏、よさこいソーラン踊り、燕市の万灯とみこし渡御(とぎょ)、吉田町の竿灯祭山車の展示、分水町のおいらん道中のPR、新・燕市民みこし徒御(とぎょ)と、合併に先駆けて3市町の郷土の誇りを結集した。
カレーを食べながら「合併という実感も抵抗もないですね」と話す分水町横田に住む28歳の男性は、翌日から燕市民になることに、「住所を書くとき西蒲原郡がとれて簡単になるのはうれしい」と歓迎していた。
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