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新・燕市誕生で旧3市町の首長が最後の事務引き継ぎ手続き(2006.3.20)
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燕、吉田、分水の3市町村が合併して誕生した新・燕市で20日、旧市町村の前3首長が事務引き継ぎの最終的な手続きを行い、市長選挙に立候補を表明している高橋甚一前燕市長と小林清前分水町長の2人は「お手柔らかに」と握手した。
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20日行われた新・燕市の事務引き継ぎで左から高橋前燕市町、泉市町職務執行者、小林前分水町長
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午前11時15分から燕市役所吉田庁舎で、前吉田町長の泉光一市長職務執行者と高橋前燕市長、小林前分水町長の3人が、旧市町から新・燕市への財産や書類などすべてを引き継ぐための書類に署名、押印して5分ほどで終わった。
泉市長職務執行者に、ほかの2人は「スタートなので一番大変ですね。よろしくお願いします」と述べ、しばらく3人で歓談。先に小林前分水町長が席を立ち、それをきっかけに小林前分水町長と高橋前燕市長がそれぞれ泉市長職務執行者と握手した。
続いて小林前分水町長と高橋前燕市長も握手し、小林前分水町長は市長選を念頭に高橋前燕市長に「正々堂々と、ひとつ、お手柔らかに」。小林前分水町長が退室後も高橋前燕市長はそのまま残り、泉市長職務執行者と話を続けていたようだ。
4月23日投開票の新・燕市の市長選挙には、この日、斉藤紀美江燕市議も立候補を決め、23日に記者会見を行うと発表した。これで市長選に3人が名乗りをあげ、新市のスタートと同時に選挙戦も活発化している。
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