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燕市長選へ向けて前分水町長、小林氏の市政懇談会始まる(2006.3.22)

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燕市長選挙に立候補を表明している前分水町長の小林清氏(69)=分水町下諏訪=の後援会、小林きよし後援会は21日から24日まで、分水地区6カ所で「小林きよし市政懇談会」を開いており、小林氏は7つの新しいまちづくりの提案、「若者の夢のもてるまちづくりに向かって、強力なリーダーシップで進んでいきたい」と支援を求めている。

21日、燕市分水公民館で開かれた小林きよし市政懇談会

21日、燕市分水公民館で開かれた小林きよし市政懇談会

初日21日は、午後7時から燕市分水公民館で開き、来賓の市会議員13人と支援者ら約200人が出席。古沢信治後援会長のあいさつのあと、小林氏は、合併の意味、経緯を話し、作成したマニフェストの概要版に示す「7つ新しいまちづくり」の実現のため、新市のまちづくりにチャレンジできる資格を与えてほしいと求めた。

支援を求める小林氏

支援を求める小林氏

「7つの新しいまちづくり」は、「ムダをなくす!!健全財政のまち」、「若い考えが市政を動かすまち」、「市民の、市民による、市民のためのまち」、「工業のさらなる発展と商業も農業も元気なまち」、「良寛さんの心にふれあえるまち」、「安心して子どもを生み育てられるまち」、「老いも障害のある人も安心で暮らせるまち」。

その中で、市の審議会や協議会などに年代別制採用、中心商店街に高齢者向け高層アパートの建設促進、第3子誕生に総額100万円の祝い金などをあげた。

小林氏は、新市では「先頭に立って引っ張っていくリーダーの資格をもち、わかりやすい政治信念を持って、納得できる政治姿勢を堅持し、引っ張っていくのがトップに求められる最大の課題」と、51年間、行政に携わった自身の実績やリーダーシップをアピールした。

合併3市町のいちばん小さな町からの出馬は、リスクの大きな無謀な戦いとも言われるが、まず、分水での一本化を図って吉田、燕へと進撃して勝利を目指すとした。

小林氏のあと、選対本部長の斉藤広吉燕市議(旧分水)、副本部長の田野隆夫市議(旧燕)、竹野健吾市議(旧吉田)があいさつ。小林氏はほかの会合に出席するため途中退席したが、最後に後援会関係者や会場の支援者らで「ガンバロー」と右手をあげて小林氏の必勝を願った。