24日夜、三条市直江町2で住宅2棟全焼の火災で2遺体見つかる(2006.3.24)

24日午後7時半ころ、三条市直江町1地内で、住宅2棟を全焼、1棟が延焼する火事があり、火元の山岸芳秋さん(64)方から2人の遺体が見つかった。

24日、三条市直江町2地内の火災で2遺体が見つかった山岸さん方

この火事で、山岸さん方の木造2階建て約82平方メートル、山岸さん宅に隣接する木造2階建ての空き家約102平方メートルの2棟を全焼した。

さらに、空き屋に隣接する無職倉品二郎さん(77)方の住宅1棟が窓ガラスや外壁を焦がした。

1人目の遺体の収容作業を行う三条署員(21時56分)

遺体は2体とも山岸さん方の玄関に近い1階の6畳間で見つかった。山岸さんはひとり暮らしで、所在がわからなくなっており、警察では遺体のうち1体は山岸さんではないかとみて身元を捜査している。

倉品さん方は夫婦2人暮らしで出火当時、2人とも家にいたが、けがなどはなかった。

国道8号の新潟から長岡方向に向かい、歩道橋のある直江1交差点を過ぎて約100メートルの左側。倉品さん方は直江排水をはさんで国道8号に面し、その奥に空き家、さらに奥に山岸さん方と並び、山岸さん方の奥はナシ畑。「山岸さんの家から火が見える」と、近所の人が119番通報した。

出火原因などは、翌25日朝から三条署と三条市消防本部で調べる。

火災現場周辺