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弥彦で春の山野草が花の競演(2006.3.25)
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4月まで残り一週間となった25日、県央地域のサクラの名所、弥彦公園では、上着を脱ぎたくなるような春の陽気にサクラは「つぼみかたい」から「つぼみふくらむ」へ移行した印象だが、春の山野草は一足早くあちこちで花開いている。
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弥彦公園内に咲くショウジョウバカマ
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気象庁の開花予想では、新潟のソメイヨシノの開花は4月9日。予想通りならこの日で、残りあと半月で、開花のカウントダウンに入ったといったところだ。
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ユキワリソウ?
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もちろん、春の自然の足取りはサクラに限らない。頂上付近に残雪がのぞく弥彦山のふもと、弥彦公園やその周辺では、雪の下で準備を進めていた山野草が次々と茎を伸ばし、春の花を開いて競演している。
山野草ファンに根強い人気のユキワリソウをはじめ、キクザキイチゲ、ショウジョウバカマ、ナニワズ、カタクリと至る所で小さな花を見つけることができる。
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住宅の庭先で、キクザキイチゲか
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25日、午前中に第14回全国選抜招待高校駅伝弥彦大会が開かれ、午後から温泉街は行楽客でにぎわったが、公園に足を踏み入れる人は少なく、山野草はひっそりと咲いていた。
ただ、佐渡弥彦米山国定公園の一部であり、ユキワリソウやカタクリなどの指定植物の採取は禁止されている。
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