三条市PTA連合会、解散記念事業で4月3日に「地球のメッセージ in 三条 2006」(2006.3.29)

三条市PTA連合会（渡辺稔会長）は、4月3日午後6時半から三条市中央公民館で「地球のメッセージ in 三条 2006～音楽と映像で出会う、世界の子供たちの笑顔と希望」を開き、難民キャンプなどで医療活動を続ける桑山紀彦さんが貧困や紛争に揺れる世界の姿を撮影した映像と音楽で表現する。

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4月3日に三条市中央公民館で開かれる「地球のメッセージ in 三条 2006」のちらし

「地球のステージ」は、「NPO法人地球のステージ」＝山形県山形市＝によるライブ音楽と大画面の映像、スライドによる語りを組み合わせた、まったく新しい非営利のコンサート・ステージで、全国各地へ出向いて上演している。

ステージの案内役の桑山さんは、岐阜県飛騨高山市生まれで、山形で精神科医を務める。これまで53カ国を歩き、NGOとしてフィリピン、ソマリア、東ティモール、旧ユーゴスラビアなどで国際医療救援活動を展開している。

講演形式ではなく、桑山さん撮影の世界各地の紛争地域や貧困地域をビデオやスライドを大画面に上映。それに桑山さんの語りやボーカル、ギター、バイオリンの演奏などをシンクロさせ、視覚と聴覚に訴える。

桑山さんは、紛争や貧困の国でたくましく生きる子どもたちの姿は逆説的に、日本の子どもたちへの強烈なメッセージになると考える。「地球のステージ」では、困難ななかで勇気と誇り、エネルギーをもって生き抜く人々の姿を臨場感とリアリティーがあふれるAVで伝える。8時半に終わる。

市町村合併に伴って三条市PTA連合会も4月30日に解散し、5月1日から栄地区PTA連絡協議会と下田地区PTA協議会と合併して新たな三条市PTA連合会を組織するため、解散記念事業として開く。

世界には、さまざまな環境に生きる子どもがいて、桑山さんのような活動をしている人がいることをしってもらおうと、子どもからおとなまで大勢の来場を呼びかけている。鑑賞したい人は、開催協力金1人300円と整理券が必要で、整理券は三条市中央公民館（電話：0256-32-4811）で配布している。