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29日は強風に雪もまじる大荒れの天気(2006.3.29)
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29日の三条市は、ことしの最高気温を記録した前日から一転、西よりの強い風が吹き、時折、雪もまじる大荒れの天気だった。
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29日夕方、三条市興野地内で横なぐりの雪に傘を真横に差して帰る中学生
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三条市消防本部の午後5時までの毎正時観測では、最高気温は午前1時の6.4度で、明け方の最低は午前8時の2.0度。日中は午後1時の5.1度で、前日の21.2度から16度余りも下回った。午後5時には1.9度と明け方よりも気温が下がった。
終日、西北西の風が強く、午前11時からと午後2時からのそれぞれ1時間に瞬間最大風速が20メートルを超え、最高は22.3メートルだった。
雪は降るあとから解けて、午後5時までに降雪を観測に至らなかったが、10日ぶりの雪だった。
雪は強い風で真横に吹き付けるように降ることもあり、4月を目前に真冬に逆戻り。町を歩く市民も真冬と変わらないウインドブレーカーや冬物のコートで武装し、学校帰りの中学生は傘を真横にして、風と雪をしのいでいた。
新潟地方気象台では、三条地域には発表していないが、28日深夜から県内各地に波浪警報を発表。強風は火事が起きると大火につながる可能性が高くなるため、三条市消防本部でも消防車で市内の防火広報に回り、市民に注意を呼びかていた。
4月1日には春の火災予防運動がスタートするが、暖房器具を片付け始めるこの時期、暖房器具のつけっぱなしなど、火の元に注意が必要だ。
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