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燕を愛するライトアップ倶楽部が15日からの燕消防署前のサクラのライトアップに向けて照明器具設置(2006.4.11)

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燕市内の電気工事業者7社でつくるボランティアグループ「燕を愛するライトアップ倶楽部」(横山三郎会長)は、ことしも15日から燕地区・燕消防署前の中ノ口川左岸のサクラをライトアップするため、11日、現地で照明器具の設置工事を行った。

11日、燕消防署前のサクラをライトアップする照明を設置する「燕を愛するライトアップ倶楽部」

11日、燕消防署前のサクラをライトアップする照明を設置する「燕を愛するライトアップ倶楽部」

10人の会員が午前9時から昼までかけて設置作業。堤防斜面に並ぶ16本のサクラの巨木を下から照らす直径60センチ、1kw出力の投光器16基を設置した。

投光器はさらに燕消防署前に歩道を照らすライトなどを設置。投光器は光がオレンジ色のナトリウム灯と緑色の水銀灯の2種類を交互に並べた。また、見物客のために歩道を照らすライトも設置した。

新潟地方気象台はこの日、新潟市の開花を発表したが、県央地域のサクラの開花もこれから。中ノ口川沿いのサクラのつぼみはまだ堅い。

2、3日中にはほころびそうなつぼみも

2、3日中にはほころびそうなつぼみも

この日は最高気温17.4度(燕消防署観測)の暖かい陽気で、作業するメンバーは「きょうみてぇにあったかい日が続けば、すぐ開くて」と手を休めることなくサクラを見上げた。

同グループは毎年、サクラのライトアップを行っており、今では燕市の春の風物詩。十数年前に故常峰永二さんが始め、常峰さんが亡くなっていったんは途切れたが、継続を願う市民の要望に応えて電気工事業者5社がグループをつくって復活させ、ことし7年目になる。

ライトアップの費用は約80万円。毎年、約5万円を燕市観光協会が負担してくれているが、ほかは7社が持ち出しのボランティア。機材も古くなってきており経費もかさみそうだとも話していたが、「マナーを守って、楽しんでもらえれば」と話していた。

ことしのライトアップは、15日から23日までの午後6時から11時までの計画だが、サクラの開花状況によって変更もある。同グループの会員事業所は次の通り。

【燕を愛するライトアップ倶楽部】▲横山電機(花園町)▲(有)河内電業社(新生町2)▲松弘電業(水道町4)▲西澤電気(新生町)▲田辺電気工事店(西燕)▲峰島電気工事店(蔵関)▲みつでん(新生町)