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11日、新潟市で昨年より3日早く、平年並みでサクラが開花、県央地域でもサクラほころぶ(2006.4.11)
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新潟地方気象台は11日午前10時、新潟市のサクラ、ソメイヨシノの開花を発表した。昨年より3日早く、平年と同じ開花日で、いよいよ花見シーズン到来だ。
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三条市四日町公園のプレハブ小屋に接した枝で一足早く開いたサクラ
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同気象台は上越市と佐渡市でもサクラの開花日を観測している。上越市が最初に開花するのがふつうだが、ことしは新潟市の方が早く、上越市より新潟市の開花が早かったのは3年ぶりで、1953年の観測開始以来、6回目。
県央地域のソメイヨシノも今まさに開かんとばかりにつぼみを膨らませている。11日は花曇りだったが、南よりの風が吹き込んで気温は午後2時の17.6度(三条市消防本部観測)まで上がり、3月28日の21.2度に次ぐこの春2番目の暖かい陽気となった。
この陽気につぼみはさらに膨らみ、11日夕方、三条市四日町公園の日吉神社境内にあるサクラは、一部に限って一足早く開花した。
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ほかの部分ではわずかにひとつ咲いたサクラの花
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どの枝にも膨らんだつぼみがびっしりついているが、公園内にある三条市四日町地盤沈下観測井施設のプレハブ小屋のひさし部分にさわっている枝だけが開花。ほかに咲いていた花はひとつだけ。
プレハブ小屋が日差しを反射してくれたのか、冷たい風を遮ってくれたのか、あるいはその両方か。いずれにしろ、そこだけ見ると五分咲きくらいで、満開が近いことを知るには十分だった。
県央地域で花見するには、今週末はまだ早く、来週末までは待たなければならなさそうだ。
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