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燕市長選は、小林、高橋、斉藤の3氏の三つどもえで火ぶた切る(2006.4.16)
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燕市長選挙が告示された16日、立候補した小林清氏(69)、高橋甚一氏(70)、斉藤紀美江(59)氏は、それぞれ午前中に出陣式を行い、花曇りのなかで選挙戦をスタート。新燕市の初代市長を決める7日間の短期決戦の火ぶたを切った。
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燕市長選に立候補した左から小林、高橋、斉藤の3氏
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市長選には、新燕市の合併協議会の会長を務め、新市への思いや希望を強く受け止める自身が適任者とまず、高橋氏がことし1月に名乗りを上げた。
続いて副会長だった小林氏が、強いリーダーシップと豊富な経験をアピールして2月に出馬表明。さらに合併協議会で委員だった斉藤氏が、新しいまちに新風を送り、新庁舎の早期建設反対を掲げて3月に立候補を表明して三つどもえの戦いとなった。
3氏の陣営はこの日、立候補の届け出を済ませ、それぞれ支持者らが集まった選挙事務所で出陣式を行った。
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小林陣営
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小林陣営は午前8時から燕戸隠神社で必勝祈願祭、同45分から燕市吉田法花堂の選挙事務所で出陣式を行った。
候補の大きな顔写真のポスターを前に、近藤元彦、桜井新、田中直樹の各国会議員代理、県議などがあいさつし、必勝だるまの目入れなどを行って気勢を上げた。
「必勝」とあるはちまきを締めた小林氏は「強いリーダーシップをもって、皆さんと一緒に先頭に立って力強く走り抜けていく姿勢が、これからの首長に求められている」、「今まで寄せていただいた皆さま方の熱心なご支援、ご協力をこの体にしっかりと受け止めて最後まで戦いぬく」と誓った。
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高橋陣営
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高橋陣営は、燕市杣木の選挙事務所で午前9時から必勝祈願祭、出陣式を行い、泉光一市長職務執行者、県議らがあいさつした。
書家による「じんいちパワー必勝」の書、ガンバローコールを行い、出陣。高橋氏は合併協議会でまとめた1133の行政制度調整項目を「実行できるのはわたししかいない」、「皆さんの大きな力で新しい市の出発をしようではありませんか。どうか、そのかじ取りをわたしにやらせてください。一生懸命、頑張ります」と力強く訴えた。
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斉藤陣営
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斉藤陣営は、燕市東太田の選挙事務所で午前8時半から神事、9時からこいのぼりを掲げた事務所前で出陣式を行い、戦隊ヒーローのような応援団「キミレンジャー」の応援や必勝もちつき、ガンバローコールなどで盛り上げた。
斉藤氏は、市民の暮らしが良くなるためにお金を使ってほしいといった市民の声をしっかりと届けていくとし「この1週間、死にものぐるいで頑張ってまいります」、「子どもたちにつけを回さない政治をしっかり頑張っていきたい」と支援を求めた。
各陣営とも、出陣式を終えると候補者は、さっそく街宣車に乗り込み、街頭演説に出発した。
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