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燕市長選、小林候補が個人演説会(2006.4.19)
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燕市長選挙に立候補した旧分水町長の小林清候補(69)は、23日の投票前日まで連日、個人演説会を開いて政策を訴えており、「リードの仕方によっては、なんのために合併したのかとならないように、8万4千市民の信託に必ず応えてみせます」と支援を求めている。
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18日、野本公会堂で開かれた小林清候補の個人演説会
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選挙戦がスタートして3日目の18日夜は、吉田地区の野本公会堂と下粟津集落開発センターで個人演説会。野本公会堂では、同地区の30人余りが参加し、元黒埼町長の青木太一郎県議と旧分水町の前議会議長の斉藤広吉市議ら燕市議4人が応援のあいさつなどを行い、小林候補が演説。
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施策を訴える小林候補
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小林候補は、今まで築き上げられた産業に加え、県外からの先端産業を誘致し、21世紀の新産業都市を目指すことが町づくりの基本と話した。
大河津分水の改修で川幅拡張工事の計画が2、3年後に示される見通しを示し、工事で出る県庁100杯分の土砂を海岸に埋め立てて新市の物流の拠点にすることなど、産業、観光、子育て支援、行財政改革などの施策を訴えた。
また、合併によって新市は「さらに大きく、2段飛び、3段飛びできる要素があり、いくつかのちょっとした政策の実施で大きく変わります」とした。
交通網の整備では、吉田バイパスの4車線化、国道8号と116号を結ぶ県央南部線、三条燕インターから分水への幹線道路の整備の着手などをあげ、それに伴って財政面でも国や県との太いパイプを強調した。
さらに、「新市の市長は、このことを自分できちっと的確にとらえて、強いリーダーシップでころころと意志が変わらないように、皆さん方の納得できる政治信念で先頭になって、8万4千市民の財産を守る強い政治姿勢が求められているという決意で、先頭に立って新しい町づくりをしていく」と述べ、「これからの新市はわたしに任せてください」と支援を求めた。
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