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燕市長選、高橋候補が個人演説会(2006.4.21)
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燕市長選挙に立候補した旧燕市長の高橋甚一候補(70)は、20日午後7時から燕市吉田産業会館で個人演説会を開き、新庁舎の早期建設の必要性や産業振興などの政策を述べ、「お約束したことは守ります。仕事のできる立場に立たせてほしい」と支援を訴えた。
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20日開かれた高橋候補の個人演説会
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会場は市民約800人で埋まり、高橋候補は恵子夫人とステージに立ち、旧吉田町長の泉光一燕市長職務執行者、旧吉田町の中学校校長と教育委員長、桜井甚一県議、宇佐美貢二選挙責任者、企業経営者らが応援演説を行った。
市長選の争点となっている新庁舎建設で、建設推進を訴える高橋候補は、合併前の旧3市町の庁舎を利用した分庁舎は、いずれも築35年から45年と古く、一昨年の中越地震で燕庁舎は大事な柱にひびが入り、大地震に耐えられないとした。
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支援を求める高橋候補
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分庁方式は不便で非効率的。市民の生命、財産を守るために防災の拠点は必要とし、ヘリポートを屋上につくり、コンビニや郵便局も併設したい考えを示した。
さらに、新庁舎建設地域を「行政ゾーン」と位置づけ、「市民の憩いの場でもあるような町の核にしたい」。公園やいざというときには仮設住宅の建設も可能で、警察も必要、県立病院の移築などの意見もあるとして、取得用地は約1万坪の予定だが、予算とのかねあいもあるが「できればもう少し大きく買っておきたい」とも。
庁舎建設に充てる特例債は、庁舎をひとつにして合理化を図れることで返済できるので、心配しないでほしいとした。
さらに、産業振興、人づくり、感謝の気持ちで行う福祉の充実こそが、行政の責任とし、高橋候補は、「9年半の(市長)経験と2年間でこの合併を泉さんといっしょにまとめ上げたことに理解を」と求め、「出発した新市が、皆さんにとって、住んで良かったなあと誇りうる新市、産業立市としてきらきらと輝くような町づくりに、わたしは命をかけて頑張りたい」と力強く述べた。
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