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三条地域振興局が中部北陸自然歩道のうち田上エリアのウオーキングマップを作成(2006.5.3)
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県三条地域振興局は、環境省が定める中部北陸自然歩道のうち、田上町内のルートの距離や所要時間、関連ルート、周辺の自然や施設などの里山情報を地図とともにまとめたウオーキングマップ「田上・湯ったり里山エリア」を作成。管内の市町村や学校に配布するほか、1部200円で販売している。
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三条地域振興局が作成した中部北陸自然歩道のウオーキングマップ「田上・湯ったり里山エリア」
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A2判の両面カラー印刷で、たたむと14×10センチになるポケットサイズ。片面は田上エリアの地図上に、中部北陸自然道の「護摩堂山あじさいのみち」(起点・石油の里〜終点・護摩堂山の全長8.3キロ)と「雪椿のみち」(起点・護摩堂山〜終点・青海神社の14.2キロ)の2コースのルートを落としてある。
加えて田上町の温泉施設やレクリエーション施設を起点にした「護摩堂山ハイキング」、「湯ったり追越山」、「護摩堂山と五社川清流」、「護摩堂山と田上の滝・湯田上温泉」、「梅と桃の里」の5コースも示し、各コースの所要時間や距離、標高を見どころや施設、休息ポイントごとに紹介する。
もう片面は田上エリアの19のウオーキングポイントをはじめ、拠点施設、観光スポットを写真入りで掲載。公設の駐車場、里山の危険な植物なども紹介し、同振興局管内図にそれぞれの位置を示す。
厚生省(今は環境省)が昭和45年から全国で自然公園や文化財を結ぶ長距離自然歩道を整備しており、中部北陸自然歩道もそのひとつ。新潟から滋賀まで、本州中央部の8県にまたがり、主な3つのルートで路線延長は4,029キロ。本県分は総延長約451.3キロ、43コースに区分されている。
旧三条地域振興事務所(今の三条地域振興局)は平成17年、地域活性化に向けたアクションプランの一環で地域の有識者や関係市町とともに「里山の資源活用構想」を策定。それに基づいて田上エリアのウオーキングマップを作成した。
今後、三条市、加茂市のそれぞれエリアマップも作成する計画で、三条地域振興局となって新たに所管となった燕市(国上)と弥彦村は調査を行う。
マップはNPO法人エコロジーネットワーク=加茂市下条=で販売しており、田上エリアの観光施設などでも販売する計画。販売の問い合わせはエコロジーネットワーク(電話:0256-53-0502、ファクシミリ:0256-57-7278、電子メール:econet@tiara.ocn.ne.jp)へ。
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