「憲法記念日」の3日、加茂市成人式で415人のはたちの門出を祝う(2006.5.4)

「憲法記念日」の3日、加茂市教育委員会は午後1時半から加茂市文化会館で平成18年度成人式を行い、さわやかな陽気のなか、415人のはたちの門出を祝った。

3日行われた加茂市成人式で新成人と握手する小池市長

昭和61年4月1日までの1年間に生まれた対象者415人のうち、男170、女160の計330人が出席。青空が広がって最高気温は14.5度（加茂地域消防署観測）とやや肌寒く、振り袖やスーツの新成人には過ごしやすい陽気だった。

20歳の誓いを述べる高橋さん

パーティー会場外で人力車に乗って記念撮影

来賓の小池清彦加茂市長は祝辞で、憲法改正論議にふれ、平和憲法がなかったならば、今頃は徴兵制が敷かれ、会場の新成人、特に男性は世界の戦場へ送られていたはずと話し、「なんとしても、皆さまの力で平和憲法を守ってください。そして、すばらしい、意義のある、幸せな生涯を送ってください」と願った。

新成人代表の加茂市岩野、会社員高橋正孝さん(20)は、「夢や希望を実現させるための第一歩をきょうという日に踏み出せたことを胸に刻み、いっそう努力していきたい」と20歳の誓いを述べた。

閉式後は中学校ごとにステージで記念撮影を行い、加茂市産業センターでの立食パーティー。式典会場の外では、市内の料理店が人力車に新成人を乗せて記念撮影なども行い、新成人は、はたちの記念にと人力車に乗って満面の笑みだった。