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5日の三条市は最高気温24.0度のことし2番目の汗ばむ陽気(2006.5.5)

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「こどもの日」の5日も薄曇りながら行楽日和に恵まれ、三条市では気温が24.0度まで上がり、4月12日の25.1度に次いでことし2番目に高い初夏の陽気となった。

加茂川上空を泳ぐこいのぼり

加茂川上空を泳ぐこいのぼり

三条市消防本部の毎正時の観測では、明け方の最低気温は11.2度、最高は午後1時の24.0度。午後から西よりの風が強まり、瞬間最大風速は14.0mを観測したが、風は暖かく、体を冷やすことはなかった。

この風に勢いを得たのは、隣接する加茂市・加茂川上空を泳ぐこいのぼり。市民有志でつくる「加茂川に鯉のぼりを泳がす会」が毎年行っているもので、ことしも加茂川の葵橋から西宮橋までの約200mの区間で、両岸の堤防を結ぶように数本のワイヤを張り、市民の寄付などで集めた約500匹のこいのぼりが泳いでいる。

強風にあおられたこいのぼりは、真横になって勢いよく泳ぎ、ワイヤが切れるのでは心配になるほど。子どもたちは河川敷からこいのぼりを見上げ、しっぽをつかもうとジャンプしたり、お父さんに肩車してもらったりと、はしゃいでいた。こいのぼりは6日午前まで加茂川を下に見て泳ぐ。