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8日夜、県内は濃い霧に包まれる(2006.5.9)
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8日夜は暖かい空気に冷たい空気が流れ込んだため、県内各地で霧が発生し、県央地域も夜が深まるにつれて濃い霧に包まれた。
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9日午前0時39分の三条燕インター
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霧のために新潟空港は着陸ができなくなったり、高速道路では速度規制が行われたと、交通網にも影響が出た。
県央地域では、日没からしばらくは景色がかすむていどだったが、深夜は数百メートル先の電灯が見えなくなってしまうほどの濃い霧となり、市街地でもいつになく暗い夜になった。
外を歩くとほおを水の粒子がひんやりと濡らすのがわかり、車は間欠ワイパーを動かさなければならないほどで、霧雨のようだった。
終夜、明かりをこうこうと灯している三条燕インターは、闇の中にぼーっと姿を現していた。付近の水田はこのゴールデンウイークで田植えが終わり、田んぼに張った水が鏡となって明かりを反射。水田地帯の田植え後の風物詩ともいえる風景を見せていた。
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