21日まで与板の楽山苑で恒例のライトアップ(2006.5.13)

長岡市与板町与板町の楽山苑（らくざんえん）で、10日から21日まで恒例のライトアップが行われており、江戸時代の豪商、旧三輪家の別荘として明治25年（1892）に建てられた楽山亭を中心にした和風庭園が見学者を引きつけている。

21日までライトアップが行われている楽山苑の楽山亭

春の楽山苑を彩るツツジの開花期にあわせて毎年、ライトアップが行われている。一昨年10月の中越地震による被害で昨年は中止し、ことしは2年ぶりのライトアップ。ただ、復旧工事で苑内は地震前よりも整備が進んでいるのはうれしい。

ツツジの開花にはまだ早いのが残念だが、旧与板町の中心地を望む山の斜面を生かした立体的な庭園、楽山亭など質素な建築様式が美しく、見物客でにぎわっている。

ライトアップにあわせて13日午後7時から「満月の劇場」として子ども芸能や朗読、20日は午後7時から茶会、午後2時半と7時から演奏会も行われる。問い合わせは長岡市役所与板支所産業課（電話：0258-72-3100）へ。