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15日の停電は作業中の人為的ミスが原因(2006.5.16)
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東北電力(株)新潟支店は、15日午後2時9分に三条市と燕市で発生した停電は、三条変電所=三条市吉田=の送電線を監視する装置(配電盤)の取り替え作業の作業手順の誤りによる人為的なミスが原因と16日、発表した。
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15日の停電の原因となった作業が行われていた三条変電所
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同変電所で配電盤の取り替え作業中、既設装置の配線を切り離すときに自動で回路を切り替える標準的な配線構成と思い込んで作業を進めたため、誤って運用中の配線を切り離した結果、遮断機が動作した。
それにより、同変電所から電気が送られている北三条、東三条、東燕、向燕の4つの変電所の送電が停止、停電に至ったもので、三条市と燕市の44,393戸が最大で1時間20分停電した。
同支店では、作業手順の遵守や作業確認を徹底、再発防止に努めるとしている。
また、昨年の新潟市の大停電で、同社はホームページにそれに関するプレスリリースを掲載したが、今回のような規模の小さな停電などの障害は掲載しておらず、停電時は同社のコールセンターにフリーダイヤルで問い合わせるしかない。
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