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三条小と一ノ木戸小が合同で田植え体験、市長も参加(2006.5.16)
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旧三条市の認定農業者でつくる農業担い手協議会(野崎文夫会長・約120会員)は、16日午前10時から三条市興野地内の学校教育田で「次代を担う子供たちと!田んぼの教室」をテーマに三条市内2つの小学校の児童から手植えの田植えを体験をしてもらった。
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16日行われた三条小と一ノ木戸小の合同の田植え体験
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一ノ木戸小学校(的山信義校長)と三条小学校(金子周一校長)の5年生、合わせて168人から体験してもらったので、同協議会の10人余りと高橋一夫三条市長も参加した。
あいさつで昔の農家の苦労を児童に話した高橋市長は、長靴で田んぼに入ると黙々と苗を植え始めたが、はだしの子どもたちは足を入れた瞬間に「きゃー!冷たーい」、「ぬるぬるして気持ち悪いー」と悲鳴をあげていた。
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田植機に試乗体験する高橋市長
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しかし、それも最初のうちだけで、慣れてくれば遊び感覚。苗がなくなると追加を催促して田植えに熱中していた。
あわせて行った田植機の試乗体験では、昔と今の農作業のスピードの違いも体験。児童の代表は「農家の人の大変さがわかり、コメを大切に食べたいと思っています」と感想を発表していた。
旧三条市の15小学校は毎年、それぞれ5年生の総合的な学習の時間や社会科のなかで学校教育田で農作業の体験を行っている。学区に田んぼのない三条小は、一昨年から一ノ木戸小と合同で一ノ木戸小学区の野崎会長が提供する学校教育田で行っている。
また、農業担い手協議会の「市長と語る会」で、高橋市長が農作業を体験したいと話したことから、子どもたちとの交流も兼ねて農業に理解を深めてもらおうと今回、初めて高橋市長を招待した。
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