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15日午後、三条市と燕市の4万戸余りで最大1時間20分の停電(2006.5.16)

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15日午後2時9分ころ、三条市と燕市の44,000戸余りで最大で1時間20分ほどの停電があり、東北電力(株)は原因を調べている。

三条市内の東三条と北三条、燕市内の向燕と東燕の計4カ所の変電所が送電をストップしたもので、三条市の嵐北地域と燕市の旧燕市で合わせて44,393戸が停電した。

午後2時32分には送電を再開したが、午後3時までに燕市新生町や花園町などの1,651戸を除く約43,000戸が復旧。3時29分までにすべて復旧した。

東北電力(株)新潟支店によると、15日午後9時までに原因はわかっておらず、調査しているが、落雷があったわけでもなく、ブレーカーが落ちたと勘違いする人も多かった。

また、三条市では3月に運用開始した防災行政無線を使い、屋外スピーカーなどで旧三条市内の停電を知らせる広報を行った。先の三条市議選の選挙公報で防災行政無線を使ったが、事前に計画した以外での使用はこれが初めてだった。

昨年、旧燕市は防災警報システムの構築でバッテリーを内蔵しない警報機の設置を議員協議会に提案し、市議の指摘で変更したが、今回のような停電では、バッテリー内蔵でないと機能しない。