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燕市内の主婦が22日まで市民ギャラリーつばめで古布作品展(2006.5.19)
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主婦丸山睦子さん(72)=燕市杉柳=は19日から22日までの4日間、市民ギャラリーつばめ=燕市仲町=で古布作品展を開き、昔の布団や夜着、風呂敷といった古い布を素材に制作したタペストリーなどを展示している。
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22日まで市民ギャラリーつばめで開かれている丸山さんの古布作品展
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丸山さんの制作した大きなものでは一辺が2.3メートルもあるタペストリー13点をはじめ、バッグや洋服の上着、めがね入れ、それに丸山さんの友人の佐藤ミエ子さん=同市吉田下中野=制作のバッグや洋服など数点もあわせて展示している。
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古布の魅力に引き込まれている丸山さん
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昭和初期前後の花嫁衣装も展示
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ほかに、明治時代からある上越市の丸山さんの実家にあった母親の打ち掛けや着物も展示。あわせて骨とう店に並んでいるような古い徳利や火鉢に山野草を生けて会場を飾っている。
丸山さんは古布と出会ったのは、5、6年前。旧吉川町(今の上越市)の姉が引っ越しで捨てようとしていた古い風呂敷に「魅せられた」。それから実家の長持に納めてあった夜着や布団を探し出しては、綿を出して洗濯し、穴に別の布をあてるなどして再生。以前に習ったパッチワークの手法や刺し子で作品に仕上げている。
あと20年くらいは制作を続けたいと話す丸山さん。長持もあと5つくらいあるからと精力的で、大勢の人に作品を見てほしいと来場を呼びかけている。午前9時から午後5時まで、初日19日は午後9時まで。入場無料。
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