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燕三条JC、三条市内の水害仮設住宅に植栽したモミの木の引き取り手を募集(2006.5.22)
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三条市内の7・13水害の仮設住宅が、ことし8月に設置期限となるのを前に(社)燕三条青年会議所(丸山光博理事長)では、一昨年冬にクリスマスツリーとして市内6カ所の仮設住宅の敷地に植栽したモミの木と電飾を市内の学校や一般の人にプレゼントしようと希望者を募っている。
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興野地内の仮設住宅に燕三条JCが植栽したモミの木
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モミの木は高さ4メートル余りで、6つの仮設住宅に1本ずつ植栽した計6本を電飾一式と合わせてプレゼントする。引き渡しは6月16日までで、移植の費用などは引き取る人が負担する。
同青年会議所とその上部団体の(社)日本青年会議所、同北信越地区新潟ブロック協議会は一昨年、中越地震と7・13水害の仮設住宅設置地区にモミの木と電飾を贈った。三条市内の仮設住宅でも12月にはクリスマスツリーとして一昨年、昨年と電飾を点灯し、仮設住宅の住民に希望の明かりをともしてきた。
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電飾を点灯したときのモミの木
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市内の仮設住宅入居者は、4月30日で129世帯。ピーク時の317世帯から4割に減ったものの、依然として新たな住まいを手配できない人は大分が、ことし8月で仮設住宅の設置期限となる。
それに伴ってモミの木の取り扱いを協議し、市民の記憶に残るように市内で植えてもらえればと学校や幼稚園、保育園、公共施設などを優先に一般も対象に公募し、無料で譲ることにした。
希望者は6月2日までに同青年会議所事務局(電話:0256-32-5151、電子メール:jimukyoku@tsubamesanjo-jc.or.jp)に申し込む。応募が多ければ抽選する。
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