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燕の30代女性が融資名目の振り込め詐欺で140万円被害(2006.5.23)

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燕署は23日、燕市に住む30歳代の女性から融資保証名目で約140万円を相手の指定した場所に現金書留や小包で送金し、だまし取られたとの届け出を受け、詐欺事件として捜査している。

女性は2月中旬ころ、融資案内のちらしを見て電話で融資を申し込んだところ、相手から「融資をするには個人情報を登録しなければならない」、「そのためには、ほかの金融業者で借り入れをして送金してくれ」などと言われた。

これを信用した女性は、2月下旬から5月上旬まで数回にわたって合計約140万円を相手の指定した場所に現金書留や小包で送金したが、その後、融資されずに相手との連絡がとれなくなってだまされたことがわかり、警察に届け出た。

全国的には、現金書留での送金を要求する振り込め詐欺が急増しており、燕署でも注意を呼びかけている。改正金融機関本人確認法で口座売買などが禁じられたため、銀行口座を使った犯行がやりにくくなったのが、この手口の増加の原因とみられている。