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三条市とイオン(株)ジャスコ三条店が災害時の防災活動協力の協定を締結(2006.6.2)
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三条市とイオン(株)ジャスコ三条店(菅原朗店長)=三条市西裏館2=は2日、災害時における生活必需物資の供給や避難場所提供などの防災活動協力で協定を締結した。
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防災活動協力の協定書に調印する高橋三条市長(左)と菅原ジャスコ三条店店長(右)
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午後3時半に菅原店長と山戸照雄後方統括マネジャーの2人が市役所を訪れ、高橋一夫三条市長と菅原店長の2人が「災害時における防災活動協力に関する協定書」に調印した。
協定では、三条市が災害時に必要とする食料、飲料品、衣料品などの生活物資をジャスコ三条店と同店を窓口としたイオングループが供給。また、被災者に同店駐車場などを避難場所とし、飲料水やトイレ、災害情報を提供する。
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調印後、握手する高橋市長と菅原店長
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供給した生活物資や運搬費は三条市の負担だが、費用は災害発生直前の適正な価格を基準とし、両者で協議して決める。
イオンでは、全国の5店舗に約100人収容のエアーテント1張を常備し、災害時に被災地域の店舗に届ける体制で、一昨年の中越地震ではジャスコ小千谷店駐車場にテントを張り、避難所として被災者に提供。7・13水害では、弁当やパンなどの食料品を三条市に供給した。
さらに、大規模災害で固定電話や携帯電話が使えなかった経験からために昨年、全店舗に衛星電話を設置している。
災害時の協定は、店舗のある県や市町村と締結を進めており、県内では三条市と、同じ日に調印した村上市の2市が初めて。
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