3日、加茂文化会館で新潟中央短大が恒例のミュージカル上演(2006.6.2)

加茂市・新潟中央短期大学（寺川悦男学長・学生117人）は3日、午前10時半からと午後3時からの2回、加茂文化会館で入場無料の第21回新潟中央短期大学ミュージカル「中短ピーターパン～仲間がくれた勇気」を上演するので、大勢の来場を呼びかけている。

新潟中央短大でミュージカルの練習をする短大生と子どもたち

学生が中心になって教職員も含む全学体制で取り組む毎年恒例のミュージカル。同短大2年生のほか、公募した地元の園児や児童63人も出演するほか、1年生によるリズム体操とぬいぐるみショーも行う。1回約2時間のステージで、子どもからおとなまで楽しめる。

ミュージカル「中短ピーターパン～仲間がくれた勇気」のポスター

保育士や幼稚園教諭を養成する同短大は、ミュージカルで「保育に関する総合学習」の成果を公開し、地域社会との関係を深めようと毎年、ミュージカルを行っている。

今回の公演は昨年10月に脚本の原案づくりから準備に取りかかり、教員のアドバイスも受けてオリジナルの台本をつくり、オーディションで配役を決めた。4月から本格的に練習、4月後半からは毎日、放課後から午後9時ころまで練習を重ね、あわせて大道具や小道具、衣装の製作、メークの研究も行った。

昨年は2回公演で合わせて2,000人近くが来場しており、地域のイベントして定着。「たくさんの人に見ていただき、楽しんでもらいたい」と来場を呼びかけている。