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三条凧合戦にあわせて行われた三条鍛冶道場に県外から25人参加(2006.6.4)
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三条鍛冶道場は3、4の2日間、同道場で平成18年度さんじょう鍛冶道場1泊2日入門コースを開き、県外から25人が参加して三条鍛冶集団の師範の指導で小刀の製作に挑戦した。
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県外から25人が参加して3、4の2日間行われた三条鍛冶道場
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平成11年から毎年、三条市近郷や県外の人をそれぞれ対象にしたさんじょう鍛冶道場を開いており、今回は県外者が対象の1泊2日コース。
関東方面を中心に遠くは大阪府や岡山県から、高校2年生から60歳代までの男22、女性3の計25人が参加。初日3日は、午前10時に県央地域地場産業振興センターで開講式と座学を行い、午後に三条凧合戦を見学したあと三条鍛冶道場で実技を行った。
三条鍛冶集団の師範ら24人がマンツーマンで指導し、まずは火造り。コークス炉で真っ赤に熱した鉄と鋼を合わせた小刀の材料を金づちでたたいて、小刀の形に整えた。
参加者は、コークス炉の炎に顔を赤くし、汗をぬぐうのも忘れて作業に熱中。千葉県で彫金の仕事をする男性は、ふだんは扱わない鉄に興味があって参加し、たたくことで形を変えてゆく鉄の特性に「おもしろい」と感心していた。
ほかの参加者はマンツーマンの指導に「ぜいたくですね」と話し、休憩中には師範との会話も楽しんでいた。
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