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三条ロータリークラブが須頃郷第2号公園にあずまやを寄付(2006.6.7)
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三条ロータリークラブ(小越憲泰会長・59人)は7日、県央地域地場産業振興センター西隣の須頃郷第2号公園にあずまや「坐忘亭(ざぼうてい)」を建設し、三条市に寄付した。
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三条ロータリークラブが須頃第2号公園に建設、三条市に寄付したあずまや
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あずまやは、スギを使った木造で間口、軒高とも2.5メートル。ボルトを一本も使わない木組み構造で、ヒノキ製のベンチ1基も設置し、建設費は200万円。同クラブで、メンバーが喜怒哀楽の出来事があったときに募金する「スマイルBOX」から支出した。
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佐藤助役(左)に目録を手渡す小越会長(右)
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あずまやをバックに記念撮影
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あずまやに掲げた藤田さん揮毫(きごう)の「坐忘亭」の看板
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名称の「坐忘亭」は、メンバーの極楽寺住職藤田説量さん=三条市本町3=が命名。「坐忘」は仏語で、静座して現前の世界を忘れ、雑念を除くこと。
公園は敷地約7,600平方メートルのうち6割が三条市、4割が燕市の地籍。何も整備されていなかった公園を市民と行政の協働で緑豊かな公園に生まれ変わらせようと、平成14年に両市の市民団体「ネットワークみどり緑」(関根伊知朗会長)が両市から公園施設設置許可を受け、5年計画で市民参加の公園づくりを行っている。
同クラブは、これまでも同会への寄付や公園の除草、植栽などを行って公園づくりを支援しており、あずまやの建設は同会からの要請を受け、同クラブの社会奉仕活動の一環として行い、土地を所有者する三条市に寄付した。
7日は午後1時からあずまやで贈呈式を行い、小越会長から佐藤和夫三条市助役に目録を手渡した。佐藤助役は「(三条、燕)両市の市民にとっても大変、喜ばしいこと」と感謝した。
関根会長は「念願の最たるあずまやを建設していただき、本当にありがとうございます」と同クラブに礼を述べ、あずまやが公園完成の起爆剤となり、より多くの市民が公園づくりに参加してくれることに期待していた。
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