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三条・本寺小路の夜の犯罪に目を光らせる防犯カメラが稼働開始(2006.6.10)
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三条市の繁華街、本寺小路の周辺の店主などでつくる本寺小路三和会(五十嵐正会長・会員約60人)は、本寺小路通りに4台の街頭防犯カメラを設置し、9日午後6時から「県央の花街防犯カメラ設置式典」を行って防犯カメラの稼働を開始した。
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9日、本寺小路で行われた県央の花街防犯カメラ設置式典
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式典には、来賓の猪股良二三条署長、高橋一夫三条市長、渡辺勝利三条商工会議所会頭や会員など60人余りが出席した。
(有)丸山電機店前=本町2=で除幕式を行い、街路灯に設置した防犯カメラにかけられた白布を来賓や同会役員らが紅白のひもを引いて除幕し、防犯カメラと「祝防犯カメラ設置」の垂れ幕が下がると拍手がわいた。
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あいさつする五十嵐本寺小路三和会会長
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五十嵐会長はあいさつで、本寺小路は江戸元禄より続く最盛期にはきれいどころが900人もいたとさえる花街で、その安全守りたい一心で防犯カメラを設置したことと説明。県内の繁華街では新潟市の古町に次いで2番目の防犯カメラの設置で、「訪れる人が、安全で楽しく過ごしてもらいたい」、「本寺小路が永遠に繁盛するように」と期待した。
防犯カメラは、本寺小路入り口側の新小路との交差点付近から真宗大谷派三条別院(通称:東別院)付近までの4基の街路灯に1台ずつ、計4台を設置。設置費用は映像記録用のレコーダーなどと合わせて200万円で、同会会費を充てた。
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街路灯に設置された防犯カメラ
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毎日午後7時から午前7時までの12時間、作動して映像を記録し続け、一定期間がたった古い画像から消去するが、犯罪などが発生し、県の条例に基づいて警察から書面で要請があった場合に限り、録画した映像を提出する。
同会の「犯罪のない安全で安心なまちづくり推進計画」の一環で設置したもの。数年前から本寺小路周辺で過剰な呼び込みや犯罪などが増え、一昨年、会員から防犯カメラ設置を要望する声があがり、三条署や三条市の指導も受けて設置した。
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