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15日まで三条図書館で第5回関根聡まちなか写真展(2006.6.12)
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三条市西裏館1、パソコン講習やフォトアルバムなどを制作するZOOM代表の関根聡さん(53)が、15日まで三条市立図書館で「第5回関根聡まちなか写真展」を開き、デジタルカメラで撮影した三条の人々や風景写真などを中心に展示している。
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15日まで三条市立図書館で開かれている第5回関根聡まちなか写真展
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関根さんは神奈川県藤沢市出身。三条市に嫁いだ後輩の写真を撮影するために10年ほど前に三条市を訪れ、その後、移り住んだ。写真展は、2004年に7・13水害・復興写真展を三条市丸井今井邸で開いたのが最初で、5回目。今回は、三条で暮らす人や三条まつり、本成寺の鬼踊り、五十嵐川の風景などの写真パネルなど大小50点余りと、7・13水害の記録や三条の祭などをまとめたA3版サイズのフィル約20冊、関根さんが三条市を訪れるきっかけになった後輩でプログレッシブロックバンド「MARS」のキーボード奏者のKUMIKOさんなどを撮影した写真を納めたフォトフレーム200点余り、さらに、関根さんの藤沢時代に撮影したロックアーティストの80年代のライブ写真なども展示している。
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河川改修に伴い移転する家族の写真
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数枚の写真をつなげた「MPT技術」の写真
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来場者に説明する関根さん(中央)
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関根さんは、5年ほど前から三条市の人や祭、風景などを撮りためている。昨年から写真コンテストなどへの出展も精力的に始め、第1回三条市美術展で特別賞の渡辺義雄賞、平成18年度分水おいらん道中写真コンテストで優秀賞を受賞。
高校時代に天体写真で本格的に撮影をはじめ、大学時代や社会に出てからも常に写真が仕事に結びついていたと言うが、関根さんが風景や祭などを撮るようになったのは三条に来てから。三条を流れる五十嵐川では、カワセミ、白鳥、サケ、アユなど四季折々の生物が見ることができるなど恵まれた町で、魅力的。さらに、デジカメやパソコンの性能の向上により、ひとつの風景をデジカメで複数撮影してパソコンでつなぎ合わせ、普通のカメラでは表現できないワイドな1枚の写真に仕上げるのもおもしろみのひとつと話している。
会場を訪れた人は「ここも三条?」と一枚一枚顔を近づけて鑑賞していた。写真展の開展時間は、図書館の開館時間と同じ午前9時半から午後8時までで、入場は無料。
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