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三条エコノミー、架空の灰皿製造販売会社となって商品開発を疑似体験(2006.6.16)

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三条エコノミークラブ(藤原政志会長・93人)は15日、三条商工会議所で6月例会「やわらか頭塾〜視点・論点〜」を開き、メンバーは架空の灰皿製造販売会社の社員となって新商品を開発する疑似体験を行って固くなった頭を柔らかくした。

キャプション

15日開かれた三条商工会議所で6月例会「やわらか頭塾〜視点・論点〜」

固定観念を取り払って新しい発想のヒントになればと、「新商品開発会議ごっこ」と名付けて初めて疑似体験の会議を行った。

参加メンバー44人は8グループに分かれ、各グループをひとつの灰皿製造販売会社とみたて、グループごとに社長役1人とほかは営業部員役に設定。各社で新商品開発会議のあと、開発した商品を発表、プレゼンテーションした。

仮想会社のテーブルでは、便利な灰皿の工夫や、セールス方法などのアイデアを出し合い、身ぶりや手ぶり、スケッチブックに書いたり、笑ったりと活発に意見交換した。

プレゼンテーションでは、各社が携帯電話のに灰皿を合体させてたばこを消す熱で充電できる灰皿、ゴミの減量を考えたシュレッダー式の灰皿などの妙案、珍案を発表した。

同クラブは異業種の交流団体で、今回、初めて商品開発を考え、売り込みをしたという人も多く、メンバーから予想以上にたくさんの多様なアイデアがで出たことに感心していてた。

また、ふだんは口数の少ない人が積極的に意見を出したり、意外なプレゼンのテクニックを披露する人もあり、「メンバーの新しい一面も発見できた」と、メンバーに対する固定観念も改めさせられる想定外の効果もあった。