|
22日朝、三条市本町3で7棟が燃える大火(2006.6.22)
|
|
|
22日午前8時ころ、三条市本町3地内で火災が発生し、住宅や店舗、物置など5棟が全焼、1棟が半焼、1棟が部分焼の計7棟が燃える大火があり、午前10時15分に火は消えた。この火事によるけが人はなかった。
|
三条市本町3の火災現場
|
火事があったのは三条市丸井今井邸付近で、出火場所や原因など詳細は調査中だが精肉店、兼松商店(経営者滝沢利夫)裏手の同店工場付近から出火したとみられる。
兼松商店の木造2階建て189平方メートルの店舗(うち工場約10平方メートル)1棟、酒井屋菓子店の住宅兼店舗木造100平方メートル1棟、佐藤傘店所有の木造2階建て49.5平方メートルの空き家1棟と木造2階建ての物置2棟の計5棟が全焼。木造2階建ての三条市丸井今井邸が半焼、酒井屋菓子店の道路をはさんで向かい側の大黒亭がガラス6枚が熱で割れるなどの部分焼だった。
午前8時13分に通行人などから数件の119番通報があり、うち、1件は通勤途中の会社員からで「かねまつ肉屋の裏が燃えているようだ」、「火の手は見えないが煙が激しく出ている」との通報だった。
この火災で、三条市消防本部はじめ、消防団、近隣の応援出動など消防車両23台が出動し、目抜き通りを通行止めにして消火作業を行った。
商店街の開店前の朝の火事で、付近は古い住宅が隣接しており、住民など大勢の人が消火作業を見守っていた。
また、三条市丸井今井邸では同保存会の会員や市職員らが駆けつけて、中にあったびょうぶなどを一部運び出したりした。半焼だったものの会員の話では「屋根に火が走った」と言い、2階の兼松商店側は柱などが炭になったような状態になっていた。建物全体に水をかぶり、1階も水浸しで、火事が一段落すると同時に会員や職員らが畳を運び出したり、水をはき出すなどしていた。
|