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燕市助役は中野邦雄旧燕市助役と金子光雄市監査委員事務局長の2人に(2006.6.28)
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燕市議会6月定例会最終日の28日、小林清市長が空席だった助役に旧燕市助役の中野邦雄氏(63)と燕市監査委員事務局長の金子光雄氏(56)の2人の選任について提案し、議会の同意を受けて、2人の助役の就任が決まった。
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燕市助役に就任が決まった中野邦雄氏(左)と金子光雄氏(右)
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午前9時半に開会し、小林市長が助役2人制にすることに伴って、燕市助役定数条例の制定について、燕市に収入役を置かない条例の制定について、助役の選任についてなどを追加議案として提案。条例の制定については原案通り可決し、中野氏と金子氏2人の助役の選任について同意した。
議案すべての採決が終わったあと、新燕市の助役に就任することが決まった2人が議場であいさつした。
中野氏は経緯から話し、3月19日の合併で旧燕市助役を退任し、今後の人生計画を考えていた矢先、小林市長から新市の助役の選任の話しがあった。市長から新燕市への熱い思いを聞き、また、そのための新市建設計画をともにつくってきた仲間として一緒に汗を流してきた仲間として、もう一度、汗を流してもらえないかと話があった。
自身はけじめをつけ、今後は側面からの手伝いをと考えていたので、なかなか心の整理がつかず、返事を待ってもらった。その間、あらゆる方面から私情を捨てて公のほうを優先してもらえないかとの話もあり、市長の熱い思いを助役として補佐できるかなと思ったと話した。中野氏は「新生燕市をつくり上げていく補佐を務めさせて頂きたい。身の引き締まる思いでその任を努めてまいりたい」。
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28日の燕市6月定例会最終日
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金子氏は責任の重大さを実感しているとし、「情熱と謙虚さと誠実をモットーに精一杯、誠心誠意、精一杯小林市長の補佐役とし、合併してよかったという町づくりに全力を尽くしたい」と、それぞれ決意を述べた。
2人の助役は7月1日就任。1日は土曜で閉庁日のため、助役としての初登庁は3日になる。
中野邦雄氏は、昭和18年2月13日生まれ。昭和36年三条実業高等学校卒業。同年3月旧燕市役所採用。昭和48年4月に商工課金融係長、その後、企画財政課課長補佐、燕市産業誘致開発機構(事務局長)出向、商工課長、財政課長、総務課長を歴任。平成11年2月1日に高橋甚一旧燕市長のもと助役就任、18年3月19日に合併により失職。
金子光雄氏は、昭和24年8月5日生まれ。昭和43年3月三条高等学校卒業。同年4月旧吉田町役場採用、厚生課福祉係長、厚生課副参事、企画商工課長、議会事務局長、住民課長を歴任し、平成18年3月20日から燕市役所監査委員事務局長を務めている。
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