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男性だけの異色のよさこいソーランチーム「焔」がメンバー募集(2006.6.30)

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三条市栄地区を中心に男性だけでつくる異色のよさこいソーランのチーム「焔」(ほむら)=金子篤史代表・10人=は、6月から本格的に活動を始めたのに伴って新メンバーを募集している。

花菖蒲まつりに出演したときの「焔」の記念撮影

花菖蒲まつりに出演したときの「焔」の記念撮影

「焔」は、金子代表のよびかけで昨年11月に男性8人で発足し、今は三条市栄地区と燕市分水地区に住む22歳から34歳までの10人がメンバー。女性主体のよさこいソーランチームにあって、男性だけのチームは珍しい。

祭り好きの金子代表は数年前に新潟市で毎年行われている「にいがた総おどり」を見物。踊り手の楽しそうな顔、それを見る人たちの笑顔を見て、「自分もやってみたい。町の人たちを笑顔にしたい」、「男だけでつくったらおもしろいのでは」と思った。

メンバーのなかには、栄地区の女性チーム「栄凛会」のメンバーの夫も何人かいる。昨年のにいがた総踊りに出演した「栄凛会」のカメラマンとして手伝ったことがきっかけで加わった、「ミイラ取りがミイラに」のケースも。よさこいソーランに熱中するあまり、妻にライバル視され、「私の趣味をとらないで」と冷やかされることも。

練習風景

練習風景

メンバーのなかにスポーツの経験がある人はいても、ダンスとは縁のない初心者ばかり。当初は1曲を覚えるのに1カ月近くかかったが、最近は音楽に合わせて体が動き、覚えも早くなったという。

「焔」は、6月18日にしらさぎ森林公園で行われた花菖蒲まつりのオープニングイベントでデビューした。自分たちでデザインした青と黒の衣装を着て、目尻に朱、鼻筋に白の化粧の男たちの迫力ある踊りに観客からは大きな拍手が響いた。

今後も、祭やイベントに積極的に参加し、7月1、2日に北海道での「The祭」に遠征、地元では7月22日の栄ふるさと祭に出演が決まっている。

現在、オリジナル曲を制作中で、メンバーも20人ていどに増やしたいと考えており、若手の参加を呼びかけている。練習は、月、木曜の週2日、午後7時半から10時ころまで栄体育館や栄庁舎並びの農村環境改善センターで行っている。練習日の日程はホームページに掲載しているので、気軽な見学を待っている。メンバーは次の通り。


▲代表=金子篤史(32)▲副代表=山口正盛(32)、高橋正(32)、江口修浩(30)▲岡村俊紀(34)、大谷直人(31)、佐藤俊光(29)、石田貴宜(29)、伊藤大樹(22)、斉藤啓(31)