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大雨の次は強風、三条市では最大風速22.9メートル(2006.7.3)
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6月30日から大雨に続いて7月2日夕方から今度は強風が吹き荒れ、三条市では瞬間最大風速で22.9メートルを記録した。
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強風で袋に入れた果実が落ちた三条市大島地区の洋ナシ「ル・レクチェ」の畑(7月2日午後6時57分撮影)
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明け方まで雨が残り、午後から晴れ間が広がるとともに西寄りの風が強まった。三条市消防本部の午後7時までの毎正時の観測では、午後4時までの1時間に最大風速15.8メートル、同様に5時に19.2メートル、6時には最高の22.9メートルを観測。7時は21.1メートルだった。
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三条小学校グラウンドの風で倒れたアサガオの鉢
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強風で将棋倒しになったJR北三条駅の駐輪場
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果樹産地の三条市大島地区では、強い風にあおられて洋ナシの「ル・レクチェ」など、果実が落ちるところもあった。地元の生産農家は、梅雨時の強風は珍しく、突然の強風には打つ手がないと話していた。
三条市内では街路樹の枝が折れたり、JR北三条駅の駐輪場の自転車が倒れたりした。三条市立裏館小学校のグラウンドでは、アサガオの鉢が倒れたり、ブロック塀に寄りかかって斜めになっていた。
また、強風の影響でJR越後線では一部区間で運転を見合わせたが、夜遅くになってひとまず風は収まった。
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