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三条地域に大雨洪水警報、三条市は午前4時20分に第1次配備(2006.7.12)
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新潟地方気象台は、12日午前8時45分に三条地域をはじめ、県内5地域に大雨洪水警報を発表。それに先だって三条市は、この日明け方に笠堀ダムが洪水警戒体制に入ったのに伴い、午前4時20分に第1次配備の警戒体制をとった。
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12日午後0時23分、嵐川橋から五十嵐川の上流側
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三条市水害対応マニュアルの第1次配備の基準のひとつが、笠堀ダムが洪水警戒体制に入ったとき。午前3時半に笠堀ダムが洪水警戒体制となったため、自動的に第1次配備となった。午後1時現在、通常の勤務体制のなかで情報収集などを行っている。
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一新橋上流右岸側の土手で五十嵐川の様子を見る市民
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三条市の午後1時までの情報によると、気象庁のデータによる三条地区の雨量は、前日11日午後8時から12日午後1時までの累計で82.0ミリで、1時間の降水量が最も多かったのは午前5時までの11.0ミリだった。午前8時ころからは、1時間に2ミリから3ミリの小降りとなり、午後1時は0.0ミリでいったん、雨は収まった。
笠堀ダムは、午前6時1分から7時31分まで洪水調節を行い、さらに8時40分から再び洪水調節を開始した。午前10時に流入量と放流量が第2次配備の基準に達したが、三条市では気象状況などの情報を収集しながら様子を見極めている。
昼過ぎに、五十嵐川の一新橋の仮橋付近で川のようすを見ていた近所の人は「川の音が聞こえるようになったから来てみたけど、この前(7月1日)よりは、まだ少ないね」と話していた。
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