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第2回7・13水害メモリアルコンサートで犠牲者に黙とう、被災者にアルプスの音楽(2006.7.14)
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7・13水害フォーラム実行委員会(今井良平代表)は水害からちょうど2年の13日、三条市立第一中学校で第2回7・13水害メモリアルコンサートを開き、100人余りが来場して、エーデルワイスムジカンテンのメンバー3人が演奏するアルプスの音楽を楽しんだ。
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13日、三条第一中で開かれた第2回7・13水害メモリアルコンサート
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雨はやんでいたものの三条地域には大雨、洪水警報が発表されていたが、会場には、夫婦や家族連れなどが訪れた。入り口には9人の水害犠牲者を追悼する9つのタケとうろうに火をともし、一昨年の7・13水害の犠牲者へ1分間の黙とうをささげてから開演した。
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客の間に入ってアルプホルンを吹くエーデルワイスムジカンテン
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会場に展示した7・13水害写真
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エーデルワイスムジカンテン代表で、日本唯一の女性ヨーデル歌手の北川桜さんは、靴下まですべてアルプスから入手した衣装。「きょうは新潟じゃなく、ドイツ、アルプスに来たんだと思って、ゆっくり過ごしてください」とあいさつし、ピアノやトランペット、カウベルなどを伴奏にヨーデルを聴かせた。
長さ2メートルもあるアルプホルンは観客の中に入って演奏し、柔らかな音色を目の前で披露。観客は初めて見る楽器やヨーデルの弾むような曲に手拍子をしたり、体を揺らしたりし、北川さんがあいさつで話したように「浮き世のことはすべて忘れて」楽しんだ。
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