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加茂市、地域交流センターに浴場付き中央コミュニティセンターをオープン(2006.7.22)
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加茂市は同市五番町商店街の旧まるよし店舗跡地に建設した地域交流センターで22日、先にオープンしたスーパーにいつフードセンターに続いて、浴場や多目的ホールを備えた「中央コミュニティセンター」をオープン。これで地域交流センターは全館オープンとなった。
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加茂市が中央コミュニティセンターをオープンした地域交流センター
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地域交流センターは、旧まるよし五番町店の土地と建物を市が買い取り、改装、増築した。敷地約1,560平方メートルに建つ鉄骨2階建てで、延床面積は約2,084平方メートル。付近駐車場の整備も含めた総事業費は3億6430万円。
この地域交流センターで5月にスーパーにいつフードセンターがオープンしており、続いて中央コミニュティセンターがオープンしたもの。中央コミュニティセンターは市民交流センターと浴場施設からなり、市民交流センターは186畳相当のフロアの多目的大ホールや和室の中ホールを備える。
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市民交流センターの和室
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浴場施設は、1月に同所近くにあった加茂市内唯一の銭湯、朝日湯が火災で焼失したため、急きょ、新設した。1階に男、女の浴場1カ所ずつと事務室、2階に和室60畳の大広間がある。浴場の壁には朝日湯から移設したタイルの風景画を設置した。
浴場の利用料は1人100円で、加茂市民の70歳以上と幼児、心身障害者は無料。利用時間は午前11時から午後8時まで、多目的ホールなどは午前9時から午後9時半まで。休館日は月曜と年末年始、月曜が国民の祝日なら営業し、翌日以降の最初の平日に休む。
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浴場を飾る朝日湯のタイルの壁画
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21日は翌22日の竣工記念式典やテープカットを行うのに先立って館内を観覧のために開放、入浴はできなかったが、市民から内部を見学してもらった。
付近の商店主の話では、まるよし閉店で商店街への客足が遠のいていたが、5月ににいつフードセンターが開店してから戻りつつあると言う。取扱商品ではにいつフードセンターと競合する店も多いが、商店街が活気づいた効果のほうが大きいとも。さらに、浴場のある中央コミュニティセンターのオープンで誘客効果に期待している。
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