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国交省が三条市消防本部に河川情報表示板を移設、8月初めに運用開始(2006.7.24)
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国土交通省北陸地方整備局信濃川下流河川事務所は24日、新潟市内に設置していた河川情報表示板を三条市消防本部訓練場に移設。8月初めに運用を開始する。
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24日、三条市消防本部に設置された河川情報表示板
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河川情報表示板は、信濃川や五十嵐川の水位のほか、天気予報や国が提供する水防週間、三条市提供の避難情報などを表示する。昼夜を問わずはっきり見えるLEDディスプレーで、縦3メール、横4メートル、テレビでいえば約200型のビッグサイズ。機械室を含めると高さ5.8メートルにもなる。
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クレーン車でつり上げて設置
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24日は大型のトレーラーで表示板を搬入。クレーン車で三条市消防本部の訓練場敷地内南側に画面を国道289号沿いに向けて設置した。
運用開始はテストを行ってからで、8月初めになる。また、画面にかぶって見えにくい国道289号の街路樹3本の撤去も検討している。
国交省はこれまで新潟市内4カ所に設置した同様の表示板のうち、新潟市新光町に設置したものを移設した。同所は人通りが少なく、設置効果を考えてより多くの人に見てもらえる場所にと、7.13水害でも大きな被害を受けた三条市に移設することにした。
当初、工期は6月30日までだったが、地質調査で表示板の設置に基礎工事が必要になったっため、工期を1カ月ほど延長した。
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